デッサンクラス 10月
デッサンクラス2回目は、鉛筆の削り方から始めました。
小学3年生以上の子には自分で鉛筆を削る練習をしてもらいます。
カッターで鉛筆を削るなんて初めて!
どうして鉛筆削りじゃだめなの?
そんな質問もありました。
絵を描く時には鉛筆は寝かせて描いたり、立てて描いたり、鉛筆一本でも
様々な表情を出して描いていきます。
削り機の均一な削り方では鉛筆の芯の部分も白木の部分も短く、表情が出せません。
頑張って削っていこう!と励ましながら、削っていきました。
(力を入れすぎて)指が痛い〜! こんな削り方になっちゃった!
と、思わず出来上がった鉛筆にみんな大笑いでしたが、初めて自分で削った鉛筆、
とても頑張りました!
それから、今回の課題、箱をモチーフにデッサンしました。
パースの基本、明暗の付け方など、一通り説明してから、実践です。
形をとることにみんな苦労していました。初めてのパース、理解することもなかなか難しいし、
実際に絵に描くことはもっと難しいよね…。先生も手伝いながら形をとりました。
形が取れたら明暗の調子をつけていきます。
面の方向にも気をつけて…。
明るいところは2Hなどの硬い鉛筆に持ち替えて、うすく色をのせていきます。
影も頑張って描いています。だいぶ雰囲気が出てきました!
初めての箱(立方体)、とても難しかったと思いますが、先生もびっくりするくらい
すてきなデッサンに仕上がりましたね!それぞれ個性のあるデッサンになりました。
みんな集中して描いてくれましたが、小学生さんなのでもう少し面白みのある課題も
次回からは考えていきたいと思います。
デッサンの基本だけではなく、水彩絵の具や色鉛筆の使い方、人や動物、植物など、
いろんなものを楽しく描いて、描く力、表現する力を上げていきたいと思います♪
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