模写に挑戦! 1月②
1月の教室は模写に挑戦しました。
デビッド・マッキー作、「ぞうのエルマー」を題材にしました。
カラフルな色使い、親しみやすいキャラクターで、私も大好きな絵本です。
子供たちにもその自由な楽しい世界を感じて欲しいと思い、今回題材に選びました。
「エルマーのあたらしいともだち」の絵本を1ページずつ線画で写しておいたものに、
それぞれひとり一枚ずつ、各場面をクレヨンで塗ってもらいました。
ページによっては単純な表現のものから少し複雑なものもあり、年齢などを考慮して、こちらで塗ってもらうページを
割り振らせてもらいました。
1人ずつ名指しで画用紙をもらう子供たちは、「自分のところにはどんな絵がくるんだろう?
どこの場面かな?」とドキドキしている様子が伺えました。
クレヨンを重ねて塗ったり、模様を描きこんだり、隙間なく塗ったりと、はじめにクレヨンの塗り方を
説明しました。
それから今日は象は灰色、空は水色、草は緑色に塗らなきゃ、、、、という考えは捨てて、
自分が塗りたいな、塗ってみたいな、と思う色を、思い切って自由に塗ってみよう!
と声をかけました。
絵本もはじめに一回読みましたが、絵本の色は考えずに、自分で考えて塗ってみようとはなしました。
するとみんないきいきと色を塗り始めてくれました。
クレヨンなので力強い手の動きが塗り方にも出て、元気な絵に仕上がりました。
楽しい模様や色使いは子供たちがそれぞれ考えて塗っていました。
「つかれた〜」「これは何かな?葉っぱかな?」
クレヨンを画面に並べて、この色のとなりにこの色は合うかな、、、と、考えている子もいました。
1時間〜1時間半ほど、集中して塗って、完成するとみんな疲れた〜!と
満足そうに笑っていました。
みんなの出来上がった作品を並べて見てみると、「わあみんな全然違うね!」
絵本と見比べて、「私は赤とピンクの世界にしたよ」「絵本よりもカラフルだね」
とおもしろそうに見ていました。
それぞれ素敵な模写になりました。
2月は2回に分けて、じっくりと絵の具で絵を描きます。
0コメント