お話の絵① 2月①

2月になりました!
今日の教室はとても暖かい日で、みんな元気に来てくれました。
2月は2回に分けて、一つの絵を仕上げます。
1年間の総まとめとして、絵の具で丁寧に仕上げたいと思います。

「ぐるんぱのようちえん」という絵本をテーマに制作します。
私も子供の時に読んでもらって、大人になった今でも心に残る、大好きな絵本です。
やさしいぞうのぐるんぱと、ビスケットやピアノ、スポーツカーなど、
子供たちの大好きなものがたくさん出てきます。
絵本を読んだあと、どんなものがでてきたか、ぐるんぱは最後に何をしたか、どう思ったか、
など話し合いました。
それから、事前にこちらで準備したビスケット、おさらなどの型紙を渡し、切っていきます。
それらを画用紙の上に並べて、ぐるんぱを描きたしてもらい、ぐるんぱの世界を自由に作ってもらいました。
型紙は使ってもいいし使わなくてもいいよ、と話しました。
画用紙もタテに使うか、ヨコに使うか、ぐるんぱをどこに描こうか、いろいろ考えてみようと話しました。

未就学児の子どもたちは楽しそうに型紙を切り取り、のり付けして取り組んでいました。

小学生の子どもたちはどこの場面を描こうか?切り取った紙のどれを使おうか?
ぐるんぱをどんなふうに描こうか?
描いたり消したり、画用紙の上で色々試行錯誤している様子がみられました。
4歳児作品。かわいいお皿の模様や、子どもたちをたくさん描いています。
5歳児作品。ぐるんぱを大きく描いて、切り取った紙もどこに貼ろうか色々考えていました。
6歳児作品。お皿に穴を空けてプールを表現したり、子どもたちの様子をいきいきと描いています。
1年生作品。噴水や虫メガネも描いたよ、と話してくれ、想像を広げて描いていました。
2年生作品。型紙をさらに小さく切り取って、きちんと画用紙に収まるように構図もしっかり考えています。
2年生作品。型紙は使わず、ぐるんぱがピアノを弾いている様子を丁寧に描いてくれました。
それぞれにすてきな、楽しい下描きができました!

次回は絵の具で仕上げます。楽しみです。

ならアートキッズ

大人向け絵画教室こまどり 奈良市学園前にある絵画造形教室

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