手と手ぶくろ 12月①
12月になりました!今年もあと少し!
今回は絵の具で手を描きました。
最初に今日は自分の手を描くよ〜と話すと
「どうやって描いたらいいの〜?」「上手にかけないよ〜」
という声が…。
「大丈夫!きょうの目標はうまく描くことじゃなくて、しっかり見て描くことだよ!」
と伝えました。いつもですが、子供たちはパッと見て「うまい」「じょうず」
と思える絵じゃなきゃだめだと思い込んでいるようです…。
「先生もね、いつも失敗するの。色塗りもはみ出すし、思ってた色にならなかった、
失敗しちゃった、、、って、でもそれが当たり前よ!
うまく描けないなあって思いながらも悩んで自分で工夫してたらね、出来上がってみたら
意外といいかも…?って思えるような作品になってたりするんだよ〜」
と話すと、失敗しても大丈夫、はみ出してもまあいいか〜くらいの気持ちになってくれたようで、
前向きに絵に取り組もうとする様子がみられました。
手のシワや骨のあるところの影や、爪までしっかり見ながら描こう〜と励ましました。
何回も描き直し、少しずつ修正しながら形にしていきます。
鉛筆で下書きが終わると、疲れた〜、難しいかった〜という声が聞こえました。
今回右手は手ぶくろにしました。
手の色は、一人ひとり違うので、絵の具の肌色(うすだいだい)をそのまま使うのではなくて、
自分の手を見ながら、白に黄色や茶色、赤を少しずつ混ぜながら作っていきました。
手ぶくろの模様も、それぞれ工夫しながら楽しい柄を考えてくれました。
載せきれませんでしたが、それぞれ爪の形や肌の色をしっかり観察して描くことができました。
手ぶくろも、筆で模様描くの難しい〜と言いながらも、頑張って最後まで描いてくれました。
世界にひとつの手、素敵ですね!
次回は版画で来年の干支を表現します。
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