遠いと近いを描いてみよう デッサンクラス6月
6月のデッサンクラスは色んな緑色を作って、遠い、近いを表現してみました!
まずは
絵って紙に描いてあるからペラペラだよね〜
でもこれまでたくさんの画家が、この紙の中に広い世界を表現しようと、たくさん工夫してきたんだよ〜!それはどんな工夫なのか考えてみよう〜!と話しました。
それからダヴィンチのモナリザから、ゴッホ、セザンヌ、日本の東山魁夷の絵まで、奥行きや広がりを感じる作品をみんなで観てみました。
女の人と、後ろの景色、同じ所にあるようには見えないね?なんでかな?
絵の中に入っていけそうだね!なんでそんなふうに感じられるんだろう??
「手前を大きく、遠いものは小さく描いてるから!」
「遠くのものはぼやーっとしてる」
「手前ははっきり濃く描いてる」
「遠くのものほど色がうすい」
などなど、子どもたちが意見を出してくれました。その通りだね!そういった工夫が絵に奥行きを作ってるんだね!
じゃあ手前ものは大きく、はっきり、濃く描く。遠くのものは小さく、薄く、ぼんやり描く。そうしたら本当に一枚の紙の中に奥行きが出るかな?さあ実験してみよう〜!
と、今回は実験として山々を描きました。
どうかな?一枚の紙の中に奥行きが生まれたかな??
緑も、絵の具そのままの色ではなく他の色を混ぜていろんな緑色が作れましたね。
それから今回のやり方は一つの方法で、これが絶対に正しい描き方ではないよー!とも伝えました。ペターとしている絵もいいし、奥行きがない絵でもいい。今回のは絵の中に奥行きを出したいな〜と思った時の一つの方法だよ!ということ。子供たちにはひとつのやり方に縛られず自由に描いてほしいと思います(^^)
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